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2024年7月

2024年7月25日 (木)

つなぐ会ホームページ改訂のお知らせなど

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暑くて時間が溶けております。
プリメラでの東京クラス仕舞いの余韻が冷めぬまま、帰って来たらパソコンが立ち上がらなくなり、それを良い事にしばらく思考停止しておりますが、何か。マメも挿し木のそばでゴロンゴロン溶けています。そんな中、夏から秋にかけ楽しみなお話を複数頂き、ボチボチですが歩を進める今日この頃。

現在はクラス編成や働き方の見直しの過程でして、ここ数年でいずれもサーバレンタル料が倍増してしまった教室とつなぐ会のホームページはじめとするwebシステムについても、スリム化、内容の見直しをすることにしました。つきましてはつなぐ会の現ホームページにつきましては8月5日をもちまして一旦クローズ。つなぐ会の活動に関しましては、当面はこちらのブログとFacebookページ、インスタからの発信といたしますので、引き続きブログの応援を宜しくお願いいたします。

教室ホームページにつきましても、今検討しています。今のホームページは独立した14年前に義兄にサポートしてもらい、当時の自分にとっては清水の舞台から飛び降りるつもりで立ち上げ、思い入れ深いのですが、時代の流れの中で活用の仕方も変化して来たように感じてもいます。これからの活動も含め、必要なことだけをゆっくり見定めて選んでいこうと思います。またこちらにてお知らせしていきます。

近しい方がたはご存知の通り、ここ数年いわゆる断捨離をして来ましたが、これはモノとの関わりだけでなく全てに通じるような学びがありました。今は靴3足、Tシャツ4枚、靴下4足、タオル8枚。でも充分足りています。抱え込みすぎていたモノ、一旦手放して、自分の欲望と向き合うことができて良い時間でした。フラメンコに出会ってずっと全力疾走でしたが、ここ10年ばかりは追いかけては息切れして、九州に拠点を移したものの、抱え込み過ぎる日々を変えられず、また息切れ、という循環がありました。

コロナや人間関係の変化を機にサイクルを意識的に変え始めて、今はやっと自分の手に暮らしが戻ってきたように感じています。戻る、というか暮らしを楽しむのはスペイン留学以来か、ほぼ初めての気がする。そのくらい生活よりもフラメンコや仕事を優先してきた気がします。家が整い、初めて持った庭というモノ、自分のスタジオを整えていき、そこに日々みんなが笑って踊りに来てくれる幸せ。日々変わる海と山と空の様子。いつも何かに追われて楽しむ余裕がなかったなぁ。今はこれを味わうことこそが幸せで大切な時間となり。

という訳で、ひとつひとつ自分で作り上げ、楽しむべくホームページについてはこれからちょっと勉強してみようかと思っています。ザ文系人間のワタクシですのでどうなるか分かりませぬが。

さて、ネコは気持ちの良い場所を見つけるのが上手。と、マメちゃんを見ていて思ってたのですが、わざわざ暑そうな日陰に入り、熱気のたまるロフトで寝るきなこくんを見ていると、人間と同じく色んな子がいるね、と。で、そんなきなちゃんがほっとけないのですー。かわティきなこ。

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暑いでしょ。そこはー。

2024年7月19日 (金)

プリメラとマキの仲間たち その2

機上にて少し書きましたが、今回の上京はまさかのフライトキャンセル、からの奇跡のJAL便確保。空港滑り込みセーフでリハに遅刻駆け込み、からのプリメラunder18企画、最終曲で水落麻理先生がティリティタン、って歌ってるとこに滑り込み、生まれる前から叔母気分のななティとマリア、花絵のアレグリアスに泣き、歌と踊りは見れなかったがこちらも生まれる前から叔母気分のサマラ、久しぶりに由香と浅見純ちゃんと香代ちゃんと再会。という訳で初日も濃厚こくまろな時間。赤ちゃんだった子らは中学生になって時間の重みをひしひし感じました。

19歳から始めたフラメンコ。東京だけじゃなく、さいたま、武蔵小杉、柏、つくばとフラメンコシューズが本当に色んなところに連れてってくれて、沢山の人との出会いがあり。14日のオトナ達の本番後は、新旧アサールメンバー総勢20名と名誉顧問西井つよし先生と新宿で打ち上がりました!笑って泣いてまた笑って。なんと!みんなからは牛!牛!牛!を頂きました。肉をもらって踊るマキ。

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クラスでは会えなくなった人たちも、それぞれにフラメンコとのコンタクトをなくさずにいてくれて、今だから思うこと、伝えたかったこと、みんなと色々話せて良かった。しんみりするのが苦手だから楽しい会で良かった。本当にありがとう。つよぽんも言ってくれたように続けていればまた会えるし、新しい世界が見える。ワタシのクラスがなくなってもフラメンコ続けててほしいと心から願っています。私たちがみんな元気で歌って踊って飲んで笑うことができる幸せの尊さを教えてくれた友さんが、わたしたちクラスの絆で、与えられてい時間を人のせいにせず、人に委ねず一生懸命生きる、そんなことを教えてくれたんだなぁと思います。本当にありがたい。

頂いたお肉の目録には今回会えなかった方々の名も。懐かしくありがたく噛み締めています。
はい。約束通り、ナチュラルでウッディな部屋にドドーンと飾りましたよ。ありがとうございます。

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そしてこの場をお借りしまして、沢山の方に連絡取って、お店探して、やり取りして、子の晴れ舞台の翌日に自分も同じ舞台に立ち、いつも真剣に遊んで生ききっているはるちゃん、29の目録やらパネルやらみんなのフォーメーションの心配やら、ゆるゆる抜け抜けのワタシのフォローやら、細かい気遣いでみんなをまとめてくれるしげこ様に心からのありがとうを。私にとってかけがえないおふたりのおかげで、みんなが笑って再会できました。本当にありがとうございます。

2010年の立ち上げから震災にもコロナにも負けず可愛がって頂きました東京教室。14年間のうち8年!大分と東京を毎月往復して来た自分にも一旦、お疲れ様、と言ってあげようと思います。正直まだ全然実感が沸かないです。30代だったワタクシも50代に突入してこれからどうやって歩いていくのか、一度立ち止まってまたゆっくり考えていきます。

みんなへの恩返しはやっぱり元気でいて、また一緒にフラメンコすること、って思ってる。それしかできないので、とにかく元気に、真摯にフラメンコと向き合い続けます。あぁ、言葉では足りない。また楽しいことしようね!!!長きに渡り東京教室に関わって頂きました皆様、本当にありがとうございました。またお会いしましょう!

Con todo mi Cariño,! hasta pronto!

 

 

プリメラとマキの仲間たち その1

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2024年7月14日(日)新宿スペースゼロにて太田マキフラメンコアサール東京クラス有志で「プリメラの仲間たち」出演、無事終了いたしました!!!本日のブログはとても個人的な、アサール東京クラスのみんなへのメッセージとさせて頂きます。

ソレアののんちゃん、しげちゃん、のりちゃん、柳原ちゃん。コロナ禍オンラインで始めたソレアはほぼ2年?3年?にわたりみんなと格闘してきました。先の見えない中、発表の場を想定することもなく自宅でもできるような形で、と振り付けた1歌は動きが少なく、だからこそじっくり聞き、コンパスを生み出さないと何もなくなってしまうような振付です。やっと対面レッスンが再開してからも、来れる人来れない人、オンラインで補習したり、動画を送ったり、お互いに手探りでした。月1なので練習し甲斐がある骨があるものを、という思いで付けたエスコビージャは今まででも一番難易度が高くなってしまい、苦しそうに踊るみんなを見ながら、「足、変えようか」と言うコトバが出そうになったことも一度ならずありましたが、みんなとフラメンコと自分を信じよう、できる、できると唱えて飲み込みました。どうやったらそれぞれが輝いて、気持ちよく踊れるのか。自分は出来る!と信じて、感じてもらいたくてどうやって伝えたら良いか、私なりに一生懸命考え試行錯誤しました。長い時間をかけて、みんなが受け取ってくれたそれを育ててくれて、毎回ひと月分それぞれに咀嚼して、5月、6月、7月とこのソレアが熟成していくのを、つよぽんと共に感じ入りながら見つめてました。ホントすごい3ヶ月でした。
日曜のステージで、私も一緒に踊ってる気持ちで、絶対上手くいって欲しくて、緊張で心臓キューってなりながら後ろにいました。心燃えてました。手を替え品を替え伝えてきた、身体で聞き、背中で立つ、ということ。動きが少ない1歌でみんながしっかりカンテとギターとともに立ち、コンパスを紡ぐ姿は最高に美しかった。めちゃめちゃ伝わりました!心が震えた!ワタシは絶対忘れません!

個がありながら同じ方向を向いていること、先生はいつも不在のクラスでみんなが毎週のように集まって練習を重ねてくれたこと、間違えたり、ひるんだり、ステージに立つ人が必ず背負う緊張や恐怖と真っ直ぐ向き合って最後まで自分の足で踊りきったこと、心を込めてフラメンコを見せてくれたこと、全てが最高のオレ、でただただみんなが最高で、私はただただ幸せでした。本当に本当にありがとう!!!

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そしてブレリアデカイ。みんな大声で歌えたかな。笑ってたかな。ワタシは自分も必死過ぎて、あっという間過ぎて、なんか夢のような一瞬で、記憶はあるが全てがふんわりしており、いまだ客観的に振り返れておりません。オレーと歌って踊って笑いたい、というマキオータの基本三要素だけを詰め込んだら、1曲の中で3回も調を変えてもらうという、ギタリスト泣かせの曲に仕上がってしまった。つよぽん、ホントすまぬ、そして曲としてまとめてくれて本当にありがとう。みんな楽しかったかなぁ。ワタシは楽しかったよー。思い出がまた増えた我らがタビリタンからの爆裂!南国か!?だけどホントは真面目、のはるこハセジュンのタバコ工場。骨折のアクシデントから頑張ってくれた桂子ちゃん、いつも朗らかにほっこりさせてくれるふっこさんのアラヴェリータ、これも難しくし過ぎたか、と頭をよぎったけどみんな頑張ってくれたエスコビージャ、そして最後爆発してくれたチームソレアの4人。ワタシは最後の歌に必死こいてたらもうみんながスビーダしていたので、わわわ、やばいとフラフラと乱入してなかなかの不審者ぶりでしたが、みんなと一緒に歌って踊って一緒に帰って、願いが全部叶った感じよ。わっは。引っ込んで「オレー」とみんなで叫んだら会場からもあたたかなオレが聞こえて本当にステキな時間でした。カラフルでキラキラな5分間、やりたいこと叶えてくれたみんな本当にありがとう!!!

このプリメラを一区切りとして、東京クラスを閉じることとなり、会場には沢山の仲間たちが応援に来てくれました。

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嬉しすぎる。みんな最高!大好き!一緒にいてくれて本当にありがとうございました!なんという幸せ者。なんて人に恵まれた豊かな東京生活だったのか、今あらためて感慨深い。東京クラスフィナーレを見守ってくださった皆様、本当にありがとうございました!

そして、怒涛の打ち上げへつづく・・・

2024年7月13日 (土)

初収穫

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ゴーヤを初収穫。可愛い。お隣りの畑から頂いた甘い人参と豚こまとみっちゃんが持って来てくれたおづるの厚揚げと炒めて焼きそばにしました。美味しかったー。

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ひまわり2種のうち、最初は元気がなかったサンフィニティちゃんが次々とお花をつけ始めました。ひまわりは元気をくれるね。

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石垣の上で相変わらずマイペースなマメ。優し過ぎて甘えっ子過ぎて可愛すぎるきなこ。きなこは誕生日がはっきりわからないので七夕を誕生日としています。元気に3才になりました。体のハンディキャップを感じさせないくらい、虫を追いかけたり、トカゲをもて遊んだり笑。いつもありがとう。元気でいてね。らぶ。

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東京へ

朝のんびりコーヒー飲んでそろそろ出ようかとスマホ見たら、「欠航」の二文字が!そこからぐるんぐるんと頭回転しまして、しかしただいま空の上。無事東京へ向かっております。

しかもJalのクラスJにて。お財布は痛いが今日はみんなに会ってつよぽんと美保ちゃんを迎えてリハーサルをして、劇場に行って子供たちの勇姿を見届ける、そしてその後、久しぶりの大好きな方々と一杯。の、どれも欠かす訳にわいかない。14年にわたる東京クラスのフィナーレはやはり忘れられないようになっている。

楽しみです。そして、明日みんなと美味しいビール飲んだるぞー!アニモ!

2024年7月 8日 (月)

2人の恩師

高校を卒業して早34年、別府が地元で本当にお世話になっている甲斐先生。退官されてからコーヒーについて勉強し始めたそうで、ついにはカフェを開き、バリへコーヒーの旅へ。今回も本当に助けて頂いてありがとうございます。

で、ご連絡入れたタイミングでまさか!の小野先生もいらしていて、偶然か必然か、本当に嬉しい再会となりました。小野二生先生も70代になってから宅建の勉強をされて資格を取ったのだとか。

いやいや、本当にすごい先生たち。私にとって本当に楽しくて最高な高校生活でしたが、今もつながっているのが本当にありがたく嬉しいし、先生方の活躍とエネルギーに触れて50代、まだまだひよっこだね、と前進する力頂きました。先生たち最高です!

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ファン・ホセ・ビジャールが別府にやって来ます♪

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前のブログでほろ酔いにて前告知いたしましたが、カディスはビジャール家のサラブレッド、ファン・ホセ・ビジャールが8月14日から17日まで別府にやって来ることになりました。
日本を代表する生粋のフラメンコ三枝雄輔さん、沖縄出身で現在関西を中心に活躍する若手ギタリスト富名腰健多さんも来別(そんな言葉があるのかしら)いたします。お父さんについてきて10代の頃に知り合ったフアンホセも28歳だそうで、数年前にはリーダーとして東京ガルロチに自分のグループで来日したり、スペインのスーパースター、ロサリオ・フローレスさんのツアーに呼ばれたりと脂が乗りまくっています。
一度体験したら忘れられない、あのパルマ、足の音と彼から生み出されるとてつもないエネルギー、レッスンとライブで沢山の方に体感してほしいです。

★ワークショップ 8月15日(木) アソビlab別府 (別府駅山側出口より歩3分)

                 18:30~19:30 テクニカ
                 19:45~20:45 振付クラス ブレリア

         8月17日(土) 扇山フラメンコスタジオ
                 11:00~12:00 コンパスとパルマクラス

         1コマ 6000円 + ギター代人数割

  ※8/14~16 で個人・グループレッスンも可能です。ご希望の方はご相談くさいませ。

★ライブ@アソビLAB 別府 (別府駅歩3分)  Ticket 6000円

 バイレ フアン・ホセ・ビジャール 
     太田マキ   下郡キコ
 カンテ 三枝雄輔
 ギター 富名腰健多

お席に限りがございますので、お早めにお申込みくださいませ。
皆様のご参加をお待ちしております。

お問合せ・お申込 オオタマキフラメンコ 090-7174-6426  Mail : oitaxspain@gmail.com

 

 

 

2024年7月 6日 (土)

告知もどき

朝起きて庭を見回って植物の陽をうかがい、猫たちと朝の挨拶しながら体調をうかがい。そんな日々のひとつひとつがとても穏やかで幸せな別府生活。ここに住むと決め、手に入れたのが2016年5月31日。実際住み始めたのは2017年7月3日。という訳で、我が家とは8周年。別府生活はまる7年が経ち8年目に突入しました。祝。で、年月重ねるほどこの家が好きで別府市小倉の生活がありがたく。幸せなことです。

6月25日に渋谷さくらホールでマヌエラ・カラスコジャパンファイナルツアーを観てからずっとフラメンコと人生における出会いのあれこれが頭の中にありました。で、今朝マヌエラの奇跡の公演を実現してくれた三枝雄輔氏から連絡頂き、またが色んなことが動き始めたようです。詳細未定ではありますが、8月14日から16日まで、スペインはカディスの素晴らしい踊り手、若きJuan Jose Villar (ファン・ホセ・ビジャール)がなんと別府に滞在してワークショップ&ミニライブを開催する運びとなりました。す、すごい急展開です。ファン・ホセの素晴らしさは画像ではおさまりきれないですが、まずはこちら、皆さん見てくださいぃぃぃぃ。

https://youtu.be/QwZ3gi-sJtY?si=AHk7xwt-q8AOm3qz

映像ではその激しさとか足音の細さが印象に残ると思いますが、実際には1音1音が響き渡っておそらく体験したら忘れがたい音体験になると思います。2013年のことですが、私も出演者として関わったPablo Cervantes公演のリハーサルで、まだ10代のJuanJose(仕事というよりカンテのお父さんにただついて来ていた時)がビーサンで出した音が未だに衝撃として忘れられない。その場にいた全員が固まってしまうような反響がスタジオに響き渡り、自分の音感覚に多くの影響を与えてもらいました。Juan Jose Villar~オールドファンなら必ずや憧れたカンタオールJuan Villarhは彼のおじいさん、来日も多くスペイン全土で活躍するJuan Villar Jr.は彼のお父さん、Farruquitoはじめ多くの一流アルティスタが共演を願う唯一無二の存在Antonio Villarは彼のおじさんというサラブレッド。という訳で、Juan Joséは本職はバイラオール(踊り手)ですが、歌、ギター、作詞、作曲、そしてカホンとパルマはこれも一流、とその全てが”フラメンコ”の純血種、なのに普段は何も気取ることのない本当に「ホントウに優しい良い子」です。まきです、いや、まじです。

ちょっと思い出話失礼。2012年、わたしがフラメンコ協会の新人公演で奨励賞を頂いた時にもお父さんのJuan Villar Jr.とともに伴奏に入ってくれました。その頃は本当に自信なぞとんでもない、ただただ悩み多き時代だったのですが、いつも優しいJuanパパがJuan Joseに経験を積ませたくて、「マキ、息子にカホン(箱型のリズム楽器)をやらせてくれないか」と言って来た時、強情で融通の効かない私は直感を信じて「ソレアにカホンを入れたくない。ファンホセにはパルマ(手拍子)だけお願いしたい!」と勇気を振り絞ってつっぱねました。怒られるんじゃないかとびくびくしてたら父さん、私の意見を優しく聞き入れてくれて、やりたいようにさせてくれた。そして今は亡きフアン・ソトとともに自分の人生の節目のソレアを一緒に作ってくれました。あの日、ブレリアからハケ歌に入る時、後ろを見たら14歳くらいだったのかなぁ、カホンではなくパルマで入ってくれたJuanJoseが両手を上げてガッツポーズしていてめっちゃびっくりしたのです。でも、あの瞬間は宝物でした。あぁ、フラメンコできたんだー、もう賞とかどうでもいーわ、さて、ブエルタ回りまくって帰ろうと思ったことはいまだに忘れられん。で、幕に引っ込んだら嘘みたいに涙が出てきた。受賞が決まった後「マキがお父さんのカンテを大切に踊っているのがわかったから、結果がどうでもチャンピオンだと思っていた。お父さんの歌を聞いてくれてありがとう」とメールをくれた14歳のフアン。て、あれから12年。うわ、書いてみてびっくり。私はこの親子には勝手に絆を感じて、勝手に遠い親戚のオバサンぐらいの気持ちでおりますので、その子が立派に成長し、今や違う人のような容貌なんだけど、あのピュアで心優しい部分と、獣のフラメンコが同居する今のJuanJoseに会うのが楽しみでなりません。

 8月17日というともう1ヶ月ちょっとでまだまだこれから詳細詰めていかなくてはなんですが、あの音の響きを聞いてほしい!という、まぁいわば推し活の気持ちと「ここでこういうことやりたい!」の何かが合致してもうすぐお知らせできそうです。なんかわからんがフラメンコの面白そうなことありそう、と8月17日(金)の夜は空けておいて頂けると嬉しいです。で、結局やっぱりフラメンコに会えて幸せでありがとう、なのです。


2024年7月 1日 (月)

また庭日記

昨日は梅雨の晴れ間で小倉ではどの家もここぞとばかり庭仕事。
会計仕事をするとひと月が振り返れるのですが、防草シートから始めてお花たちを迎え入れ、石を並べ、洗って。
まだ石仕事は途中だし、じりじりとではありますが終わってみればなかなかの進捗があった水無月でした。

定植したお花の中でもベロニカ、エキナセア、スーパートレリア、タイム、そして意外にもローマンカモミールがすくすく育ち。

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お花の数がめちゃ増えて、愛が増したエキナセアですが、いまだ名前が覚えられない。えきせなとかエナセキアとか言っちゃう。

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20日間でこちらもお花が増えたベロニカさん。お隣のカリブラさんは成長ほぼ無し…カリブラさんの方が高級だったのですが。
他にも「旺盛です」との受け売りで買ったブルーラグーンやリシマキアちゃん、お気に入りナンバーワンハーブのローズマリーは停滞。やはり土地に合う合わないあるのと、やはり今の多湿のせいなのか。
グランドカバー類はどれも低調なのでまだスカスカのメインガーデンと花が終わり剪定したアジサイのお隣にヒマワリを2株お迎えして定植しました。ついでに場所も色々調整。

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残り1株になってたサンフィニティさん

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ちょっとブラウンが真ん中に入るのが可愛いサンビリーバブルさん。

種類が違うので成長も楽しみ。なんと100輪咲きでさすって。最近のひまわり進化してるそう。

じわじわ増やしてきた石垣のベゴニア。強くてかわいい。満開。

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庭の手入れをし始めたら朝、庭の様子を見るのが日課に。ゴーヤを見つめていたら上のNさんに「なっちょんかいー?」と声かけられ、まだ花だけー、と答えたら「ネットもうちょっと幅をつけてあげよ。もう1まい足したら良い」とのアドバイス。ご近所さんはみんな菜園プロなのでありがたい。午後は下のK子ちゃんとお向かいのIさんがやってきて、ゴーヤまだです、と話してたらIさんが赤ちゃんゴーヤ見つけてくれました。かわちい。

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今月は挿し木月間でお隣のアジサイ、お向かいのクワの木、K子ちゃんとこのウェストリンギアを挿し木チャレンジ中。
ドキドキ。

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かと思えば、生徒さんがカミキリムシにドウダンツツジがやられているのを発見。夕方にはテントウムシダマシも発見。色づき始めたトマトはカラスにキレイに食べられてしまった。実り豊かということは鳥や虫も豊富ということだ。この辺の蚊は洋服を着てても意味はなくなぜかお尻とくるぶしばかり刺されます。蚊取り線香と虫よけミストが手離せない。植物はもちろん土や石を毎日見て触っていると色んなことを考えながらも、なぜか時間がゆったり流れていくように感じます。エネルギーチャージ中。

最後はゴーヤとまめちゃんをお楽しみください

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平八郎さん

大雨警報の本日はOPAM大分県立美術館の福田平八郎展へ。

素晴らしかった。表現、芸術。先週のマヌエラカラスコ公演に通じる、極みを感じ大満足でした。水を描いてないのに水がある。ただただ引き込まれました。

自然を見つめる。毎日自然を見つめている今だから感じるところもあったのかなぁ。子供の頃から親しんでいた平八郎さんの絵がこんなに深く感じられたのは初めてでした。

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