東京クラス納めからのアルカ、そしてロシオ・モリーナ
先週は東京2泊でレッスン納め、その翌日はガルロチ来日中のロシオ・モリーナを観に行って来ました。充実しすぎてご報告遅くなり。
自分のわがままを通して東京と別府を行ったり来たりを始めたのが2017年。独立して東京でクラスを始めたのは2010年だからもう早いもので13年という長い月日。震災あり、コロナあり、とクラスの形を変える度に大きな変化がありましたが、自分の中と外の変化と向き合う中で、また変化のタイミングを強く感じて、来年7月プリメラ発表会をもちまして東京のクラスをクローズすることに決めました。
クラスをずっと続けてきた皆さんにはすでにお知らせ済みで、夜レッスンの後に忘年会のようなプチ飲み会できて、みんなの色んな思いを聞けて、私の思いも沢山聞いてもらえて、泣いたり笑ったり。本当に人に恵まれてありがたいなぁと感じながらかけがえない夜でした。後ろ髪惹かれる想いはありますが、自分の人生、自分の選択。今、描いている「こうしたい」「こうなりたい」を叶えるためまた歩を進めて行きます。
でも、わたしとフラメンコと四半世紀暮らした東京とのつながりは消えないし、フラメンコを観たり、習ったり、人に会ったり、とまたちょこちょこ上京は続けると思いますので、皆様またお付き合いくださいましたら嬉しいです。
ずっと愛用してもう同じ型で2足目のショートブーツ、今年履くと小指が当たって痛い、痺れる。で、沢山歩く東京では辛いのでこの際きちんとした靴を買おう!と翌日は憧れのALCA本店へ。ここでは足型だけでなく、体重のかかり方、アーチの崩れ方などとても丁寧に診てもらった後に足型に合う靴を気の済むまで試着し、自分の足をサポートするインソールも作ってくれます。わたしは51年間自分は22.8センチくらいの足だ、と思っていましたが、長さはなんと!!!23.5センチだった!!!足幅が極端に細く幅で言うと21.5センチくらいのヒトの幅らしく、なので妥協点として23センチくらいと思いこんでいたそうで。言われてみれば、足に合わせてもらっているフラメンコシューズでは足痛くない。
50年以上酷使されてきた足指さんごめんなさい。目が飛び出そうでしたが、これからは無理してでも良い靴を履こうと奮発しました。ドイツ人のいかにも、な感じの靴職人さんの作ってくれるインソール気持ちいい。色んなところへ連れてってくれる靴達、これからもっと大事にしよう。あの三笘選手もご愛用らしく、同じ場所にお座りになられましたよ~と言われてはしゃぐ中年(笑)。
そして新しい靴で行って来ました。天才ロシオ・モリーナの前代未聞のタブラオ公演。スペインでもタブラオに絶対出ないスウーパーなロシオが日本のタブラオに。満員のガルロチ。前評判も凄くて開演前からみんなワクワク。たっくさんの人に会えましてそれも楽しかった。ほぼあまじゃの3人にのぶくんと井山なおちゃんという異色のテーブルで楽しかった。内容は。。。すごすぎて書けない。観れた人は本当に良かったね。楽しみまくりました。若いロシオの舞台を2度ほど観ましたが、39歳になった彼女は全然違う印象でした。全てがすごすぎるメンバーのすごすぎる舞台で全員笑って遊んでる。浄化された。ギターのジェライは初めて見ましたが、弱冠28歳だそうで、末恐ろしい。これからどうなっていくのか。ギタリストの間では「じぇらる」という言葉まで生まれているそうで、ついにパコに続く新たなカリスマの登場の気がした。新しいけど懐かしい。素晴らしかった。フラメンコに出会えて良かった。フラメンコを越えて素晴らしかった、と感じた最高の締めくくりでした。
ありがトーキョー。来年もまたよろしくお願いいたします♪
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