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2015年2月16日 (月)

ダンスの魔術師たち

のんびりのつもりがなぜかにわかに忙しくなってきました。なぜだ!?
とそんな合間をぬって先週は練習後久しぶりに横浜まで足を延ばしました。

目的地は
Photo_3

あぶない刑事出てきそう。古いか笑。
お目当てはコレ
Photo

横浜ダンスコレクションの一環として行われていた写真展。いつも発表会の写真をお願いしている友人のフォトグラファー宮川舞子ちゃんも参加していました。舞子ちゃんの師匠でもある瀬戸さんのこのルジマトフの写真!衝撃的!!
人間の肉体と言うものはここまでになっていくものか。しばし呆然と立ち尽くす。壮絶、壮絶な体。世界最高のバレリーノの跳躍の瞬間をあますところなく捉えて鳥肌。プリセツカヤやジョルジュ・ドン、シルビィ・ギエムとバレリーナの肢体の美しさは言わずもがな。うっとりと圧倒されているとアントニオ・ガデスが。嬉しくなる。気品に溢れたその姿は劇場が似合う。マエストロには格好良いという言葉が似合いすぎます。
3年前人魚の姫でご一緒したユニット・キミホのキミホ・ハルバートさんの写真も。リハで毎回惚れ惚れしてましたがキミホさん本当に美し過ぎる。一度見たら忘れられないダンサーです。そして我らが宮川舞子による日本を代表するタップダンサー熊谷さん。暗い舞台に佇むKAZUさんの姿に劇場の空気と感動が蘇ってきた。

バリ舞踊だったかの子供の顔、日舞の群舞のおめでたい躍動、スペインのコンテンポラリーカンパニーの絵のような体、舞踏の闇の世界。それぞれイキイキとした人間の姿がそこにあり、静かに胸が踊りました。踊るという事の本質が決してネガティブではないという事を強く感じた。闇の中にあっても暗いテーマであってもそこからは生きる者の静かな熱が伝わってくる。

たくさんの写真の中でも今回一番強く惹きつけられたのは日本を代表する舞踊家、大野一雄さんのお写真。人生の悲喜こもごも光も闇も全てを包括したような姿は写真からもわたしの心を捉えて離れず。103歳の天寿を全うされた大野さんの、踊り続け挑み続けた人生、追いかけてみたくなりました。小島先生にも感じるところですが、真のアルティスタはその存在自体が人の何かを揺さぶる。道を究める中でその生の輝きが増していくのだなと。大野さんの姿を見ながら色んな思いが駆け巡りました。

ダンスファンとしてはどれも興味深く飽きる事無く堪能しつつ、フラメンコというひとつの文化の中で舞踊に携わっている者としては自分の甘さが痛く身が引き締まる思い。とてもいい時間になりました。

Photo_2

一歩出るとこんな風景。
横浜は空が広い。天気が良かったから最高に気持ち良かった。
でも都会の海ですね。おのぼりさんは初めてシーバスにも乗って満喫しました。

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