オペラ アイナダマール涙の泉プレコンサート
11月15日(土) 11月16日(日)の2日間、日比谷の日生劇場にてスペインの詩人ガルシア・ロルカの生涯を題材としたオペラ「アイナダマール~涙の泉」というオペラが日本初演となります。
ロルカはアンダルシア、イスラムの古都グラナダ出身。わずか38年の短い生涯を詩人、劇作家、音楽家、ジャンルを超えたアルティスタとして生き抜きました。フラメンコを愛する私達にとっては、封建的でありながら自由なジプシーの生きる様を切り取った数々の詩片がフラメンコの中で歌い継がれ、数々の舞台作品を生み出す原動力のひとつともなっており、フラメンコとロルカは切り離せない存在だと思います。
私自身はまだフラメンコを始めて間もない97年に舞踊団で「ロルカ アルマ・ヒターナ」という作品に出演させてもらい、その詩作に親しんできました(浅く狭くですが)。作品の中ではカフェ・デ・チニータがお気に入りでした。カマロンの時の伝説など、耳慣れた曲で「これってロルカの作品だったの」と後で知る機会もいまだ多く、あらためてその多作、その才能にびっくりする事もしばしば。
さて、前置き長くなりましたがこのオペラに先立ち、ガルシア・ロルカの残した作 品を旅する音楽劇という形でプレコンサートが行われました。
日生劇場の大空間の中に20世紀初頭のカフェが再現され、18世紀のセビジャーナスに始まり21編の詩が、時に伊礼彼方さんの朗読で、そして石塚隆充氏のカンテでつづられた2時間。豪華な音楽陣が新鮮なアレンジで奏でるロルカ作品。飽きさせない演出にバイレもあり、オペラの楽曲も一部披露され、本当に素晴らしい舞台。
そして何よりその大舞台を座長としてつとめあげた日本を代表するカンタオール石塚隆充の渾身の姿、全身全霊を注いだカンテ!Oleeee!特に自身が曲をつけた「スペイン警察兵のロマンセ」は圧巻でした。
11月のオペラでも石塚氏を中心にフラメンコの楽曲も少なからずあるようです。
ご興味ある方はぜひぜひ劇場へ足をお運びくださいませ♪
たくさんの方がガルシア・ロルカの世界に触れるきっかけになるとともに、自分の道をひたむきに歩む勇敢な旧友の益々の活躍、飛躍の舞台になる事を願ってやみません。
オペラ 「アイナマダール(涙の泉)」
お問い合わせ:日生劇場 03-3503-3111(10:00~18:00)
www.nissaytheatre.or.jp
さて、前置き長くなりましたがこのオペラに先立ち、ガルシア・ロルカの残した作 品を旅する音楽劇という形でプレコンサートが行われました。
日生劇場の大空間の中に20世紀初頭のカフェが再現され、18世紀のセビジャーナスに始まり21編の詩が、時に伊礼彼方さんの朗読で、そして石塚隆充氏のカンテでつづられた2時間。豪華な音楽陣が新鮮なアレンジで奏でるロルカ作品。飽きさせない演出にバイレもあり、オペラの楽曲も一部披露され、本当に素晴らしい舞台。
そして何よりその大舞台を座長としてつとめあげた日本を代表するカンタオール石塚隆充の渾身の姿、全身全霊を注いだカンテ!Oleeee!特に自身が曲をつけた「スペイン警察兵のロマンセ」は圧巻でした。
11月のオペラでも石塚氏を中心にフラメンコの楽曲も少なからずあるようです。
ご興味ある方はぜひぜひ劇場へ足をお運びくださいませ♪
たくさんの方がガルシア・ロルカの世界に触れるきっかけになるとともに、自分の道をひたむきに歩む勇敢な旧友の益々の活躍、飛躍の舞台になる事を願ってやみません。
オペラ 「アイナマダール(涙の泉)」
お問い合わせ:日生劇場 03-3503-3111(10:00~18:00)
www.nissaytheatre.or.jp
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