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2014年3月26日 (水)

日曜、レッスンの後エバの公演を観に新宿文化センターへ。

昨年ヘレスで観たロルカの作品が難解、かつ自然に感じられず、今回行くか迷っていたのだけれど、ここのところ色々ため込んでいたマイナスを少し流したいなと感じて行く事にした。エバはそんな風に感じさせてくれる踊り手。

1年ぶりのエバは少し淀んでいた心にタイトル通り本当に雨のように優しく入り込んできた。人間の感情の幅や揺れが表現、というよりそのままあるという感じで、様々な動きや演出、舞踊スタイルを駆使していても、あますところなくフラメンコだった。そこには人間そのもののカンテがあり、心を震わせるギターがあって、舞踊はその伝達手。笑いそしていっぱい涙が流れていった。

少し落ち着いて公演のプログラムのこれまでの作品紹介を見ながら、エバ作品は日本で観たものの方が印象に残っているなと思う。普遍的な人間の感情を表現するエバの作品は、自分のテンションも高くて、あれもこれもフラメンコのスペインのフェスティバルやビエナルで見るよりも、混沌としてモヤモヤも抱えつつの日常の中で観る方がより直接的に訴えかけてくるのかな。今回は自分の心情もあってか、作品全体がこれまでで一番素直に入ってきたように思います。

私達のフラメンコ世代のidolo、エバが年齢を重ね表現において人とつながるということに於いてまだまだ進化しているという事を感じ取れた公演でもあった。他のアルティスタとははっきりと別の次元でフラメンコでありエバ・ジェルバブエナであると感じた。カンテを伝える事において、まさに唯一無二の存在と感じます。彼女のようにカンテを学び理解している踊り手はいない、昔エンリケが語ってくれた。私たちはまずはやはりフラメンコそのものに敬意をはらいもっと勉強しなくては、とも感じました。


このような表現者と同じ時代に生きて感情を分かち合う事ができて本当に幸せな事だと思うし、昔???となった作品達も少なからずあるのですが、今の自分がどう感じるのか、今のエバがどう進化させるのか、また観てみたいなと思ったりします。

何だかまとまりのない文章ですが、まぁとにもかくにも

エバ、パコ、エンリケ、ファン・ホセ、ホセ・バレンシア、パーカッション、群舞の舞踊手達、照明音響、舞台美術のどれもが素晴らしく磨き抜かれていて本当に素晴らしい作品でした。オレ!叫んだ!
その後、3Dプリンタでフィギュア作って家に飾りたいくらい大大大好きなファン・ホセと写真撮ってもらっちゃった~。うれし~。と急にミーハーな私。いい夜でした。感謝。
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