ゾロ
日曜日、日比谷の日生劇場にミュージカル「ゾロ」を観に行って来ました。この舞台にはお友達の大野環ちゃんが出演中
。がんばってます。
夕方オープンクラスもあったのであたふたと準備し、急いで出かけたものの少々遅刻。反省。。。
。しかも、思いの外上演時間がたっぷり長かったため、カーテンコールの途中で退席。残念
。
しかし最初の最初と最後の最後を見逃しても、とっても楽しい観劇の日となりました。
正直言いまして、私は日本語のミュージカルはあまり得意ではなく。本来セリフで言うべき文章が、音楽にのせられて感情移入タップリに歌われるとストレート過ぎてちょっと身の置き所がないような気持ちになってしまう。
しかし英語のミュージカルは大好きで、「サウンド・オブ・ミュージック」など何度観たか覚えてないくらい。「シカゴ」も「キャバレー」も大好き。
日本語だとあまりにわかり過ぎて気恥しいというのは大きいと思うけど、フランス語の「シェルブールの雨傘」なんてもう「どうしよう、どこに隠れればいいの。」というくらいの気恥しさを感じたので、まぁ英語圏以外のミュージカルは苦手という事なのかな。まぁ、英語ってそれだけ響き方が音楽的な言葉なのかもですね~
。
あ、例外的にインド映画の行くとこまでいっちゃっているミュージカルはすごいツボ。マハラジャに踊られちゃったら、ただただあっぱれで楽しいです。
まぁマハラジャはさておき、そんな訳で見始めてしばらくは多少の居心地の悪さを感じない事もなかったけれど、スピーディーな展開に馴染み深いジプシーキングスのラテンナンバーと大がかりで趣向をこらした演出に、みるみるうちにすっかりゾロの世界に楽しくはまってきました。あ、でも舞台が高さを使った演出だったので、手すりがない所恐怖症の私にはかなり怖いシーンも多かったですが。色んな意味でハラハラドキドキ。
主演はV6の坂本くんです。実は俳優さんとしての顔を全く知らずにいましたが、コミカルな演技と身のこなし、そして唄が見事でほとんど2時間40分出ずっぱりの大活躍に、終演近い頃にはすっかり坂本くん演じるゾロに魅せられておりました。う~ん、やっぱり主役を張る人はただ者じゃないねぇ。ばりかっこよかでした
。
そして、芋洗坂係長は登場シーンからさすがですわ。全く力みのない演技で私の気恥しさをふっとばしてくれたのはガルシア軍曹さんでしたよぉ。う~ん、何とも自然にボケるんで、思わず笑ってしまい私はツボに入りまくり。周りの子供にも大受けしており、子供の笑い声にドリフを彷彿とさせる芋さん。だんだん仲本工事さんと高木ブーさんのハーフぐらいに見えてきた
。
イリュージョンもあり、スペイン人ダンサーも入っていたり、知っているカンタオールがなぜかギタリスト役で出演していたり。我らが大野たまちゃんも歌って踊って大活躍。姿を目で追うのに大忙し
。
そしてやっぱりすごいなぁ~、と思ったのはイネス役の島田歌穂さんでした。普通フラメンコ的な事を役者さんがやるとどうしても、「らしさ」が出ないのですが、さすが切れのいいブエルタに要所要所ピタっと止まる動き。歌いながらのダンスでもあるのに、本当に素敵なフラメンカっぷりで、プロだなぁ~とホレボレ
。ジプシーのドスのきいた迫力もしっかり伝わってきて。。。
う~、島田さん扮するイネスと芋洗坂さんのくだりが、実は一番感動して私はウルウルとなってしまいました。。まぁ内容は見てのお楽しみなので書きませんが。
久しぶりに生のミュージカルの舞台を観ましたが、やっぱりすごいですね~。期間中にもう一回くらい(次回は最初から最後まで)観れたらいいなと思うのですが。。。どぉかなぁ。
こういう舞台を稽古からずっと何カ月も作っていくと、本当に家族のような絆が生まれるんだろうなぁと観ながら感じ、そんな経験が出来てたまちゃんすごいなぁと思いました。
ミュージカル、苦手などと思わずまた観に行けたらいいなぁ。たまちゃん、出演者の皆さん来月まで頑張って下さいませぇ。ご興味のある方はぜひリンクのたまちゃんブログも覗いてみてくださいね~。
ちょいと現実を忘れた楽しい時間をありがとう。
で、めでたしめでたし。
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