今年もスタート!
昨日のサラ・アンダルサ新春ライブに足を運んで頂いた皆様、本当にありがとうございました。
昨日は私の2011年初ライブ。お馴染の浅見純子ちゃん以外は全員初めまして。サラでは初めてスペイン人バイラオーラ(女性舞踊手)との共演、唄のマロコは初来日、お初づくしのライブとなりましたがお陰さまでたくさんの方に観に来て頂き感謝の気持ちでいっぱいです。
フラメンコの本場、なかでもブレリア(3拍子系の早い曲形式です。スゴク簡単な説明ですが)の聖地ヘレスのアルティスタ達との共演。以前にもありましたが、全員がヘレサーノというのは初めて。ライブの最中も感じていた事ですが、終ってさらに強く、昨日のライブは自分にとって何かとても大切な、少し特別なものになったなぁと感じました。
今回はバイラオーラ、ロシオ・ロメロとの共演。ゲストは踊るだけの事も多いのですが、私達の踊りの時も舞台に上がりパルマを叩いてくれる事になり。隣でパルマを叩きながら、踊り手の事を思いやりパルマでみんなをさりげなくつないでくれて。彼女の人間性がひしひしと伝わって来ました。
対照的に、感じたモノに野性的に純粋に反応していくマロコのパルマ。自然体で、心に響いた時にグっと燃えるカンテ。その瞬間を楽しんでいる子供のような顔。
ロシオのソレアでイスマエルが奏でたただ一音。心の琴線に触れる音。すかさずマロコが「オレ」。ロシオの踊りには「あぁフラメンコをやっていて良かったなぁ。あぁ、好きだなぁ。」とただただ幸せで。
彼らのコンパスを本当に近くで感じられてすごくすごく心地よかった。そして本当に勉強になった。もちろん一度の共演で何が身に付くというものではないけれど、大切な「何か」を感じる事はできたような気がします。もっともっとこのコンパスを知りたいし勉強したいぃ~。と強く思いました。今年は2月、3月と彼らヘレサーノスとの本番、エンサジョ(稽古)が続きます。何てありがたい事なんだ~。
今まではどちらかというとセビージャやマドリードを拠点にしているアーティストとのご縁の方が多かったのですが、今年はしっかり彼らから「何か」を学び取りなさいと言われている気が勝手にしてます。今年も精一杯、真摯にフラメンコに向かって行かなくてはと初ライブで気持ちが引き締まりました。
いつも素晴らしい機会を与えてくれるイベリアの皆さん、貴重な時間をくれたロシオ、イスマエル、マロコ、朝子ちゃん、純ちゃん、そして観に来て頂いたお客様、本当にありがとうございました。
次回は2月18日(金)、今回と同じくギターはイスマエル・エレディア、唄マロコ・ソルデラ、踊り、浅見純子さん。お馴染のチスパス、市川幸子さん、ロンダのコンクールで優勝(快挙)しセビージャでも大活躍中のLa Yunko 萩原淳子さんという素晴らしいメンバーとともに踊ります。
ぜひぜひお誘い合わせの上、お出かけ下さいませ。
今年も頑張るぞぉおおおと燃えてますので、何卒宜しくお願いいたします。
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