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2010年12月14日 (火)

ペ様のできるまで

先週の金曜に続き、日曜もペドロ・グループを見にエルフラに行って来ました。いつも2部から見ているんでこの日は1部からしっかり見ようと意気込み新宿へ。1部はそれぞれいつも同じプログラム、2部は毎日踊るものを直前に決めているんだそうだ。リクエストするとそれを踊ってくれたりもする。まったくすごいなぁ。。。

で、2部で、噂には聞いていたけれどまだ1度も見た事のなかったギター伴奏なし、マイクなしのペドロ様のマルティネーテを見れました。カンテ(唄)2人、踊り手2人が後ろに立ってパルマ(手拍子)。ペドロは足音と体の動きだけで音楽を、空間を、うねるようなコンパスを作っていきます。

ギターがない=>音としてさびしくなったり、足がどれだけ動くか自慢のようなサパテアードには飽きてしまうのが普通と思うのだけど。。。

飽きるどころかもっともっと見たかったし、ギターの必要性をまったく感じず、ホントビックリだった。アーティストとして、常に高みを求め続けるペドロの心意気や情熱がビンビンと伝わって来て終ってしばらく放心してしまいました~。なんなんだ、あれは。本当にスゴイ~。よんでくれたエルフラの皆さん本当に本当にありがとう~。日本でしかも会員価格でこんなの見れるなんてぇ。多くのエルフラ舞台を見て来たけれど、こんなオリジナルで、クリエイティブで、挑戦的なパロは記憶にないなぁ。

「人間ってすごいね。」

普段は踊りの事をあ~だこ~だと感想を言い合う友達と、2人揃ってこれしか言えなかったです(笑)。
終演後、ペドロとベレンの夫婦とお話ができました。普段はいつも満面笑顔のスーパー人柄のいい2人。「ペドロはやっぱり宇宙人だぁ~。どこの星から来たの?バルセロナ出身だなんて信じないね~。」と私達。妻ベレン「そ~、実は火星人☆」と大いに盛り上がり。

でも、ペドロは実はバルセロナでもなく、もっと遠くバルサ近郊の小さなプエブロ(村)の出身。アンダルシアでもない田舎町にはフラメンコのフの字もなかったそう。両親とも普通の職業。小さなペドロは当時人気絶頂でテレビにもよく出てたホアキン・コルテスやカナーレスの番組の録画をずっと繰り返し見ていたんだって。バルセロナのコンセルバトリオに毎日電車に揺られて通い、朝ら晩までびっしりバレエやコンテンポラリーを学んだけどフラメンコの授業は週に1回しかなかったそうだ。なので、フラメンコはほぼ独学。当時You Tubeなんてあったらパソコンにしがみついてただろうとも。。。感動感心しきりの私達にペドロが言ってくれました。

「チカス(女子たち)、僕も君たちと一緒だよ。努力を積み重ねていけばちょとずつできるようになるよ。そして自分らしさを大切にする事だ。僕はファルキートが大大大好きだけど、彼のようには踊らないし、彼の真似をしているたくさんの踊り手にはちっとも魅力を感じない。」

キラキラした目で話してくれるペ様は、全くもって私達と一緒っていう次元ではないんだけれど、この純粋なPASIONが進化し続けるペドロを作ってきたんだなぁ、ってすごく大事なモノを頂いたような気持ちで帰りました。確かに私達もみんな同じ人間ではあるわけだ。

テレビにかじりついてカナーレスを見つめるペドロ少年が目に浮かび何だかキュン。努力と個性かぁ。。。まだまだどちらも足りないなぁ、と思うとともに、これからだ、とも思えた素敵な夜になりました。

素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたみなさんありがとう
とりあえず水曜日頑張ります。Vamono

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