いつの時代も。。。
我が母校、大分舞鶴高校の文化祭、柏葉祭に参加して来ました。
私の高校時代は学校で行われてた文化祭、このところは大分の歴史あるホール大分文化会館で初日開幕するとの事で。文化会館は府内城址、お濠に囲まれた大分市民にはおなじみの劇場。私にとっても思い出深いホールです。
緞帳(どんちょう)が子供のころと変わってないし~。 超懐かしいです。南蛮渡来柄。
当日はリハーサルなし、朝9:20スタートという超健康的な時間割。でも後藤マリさん、菊池慶治さんの先輩おふたりと一緒に文化会館のステージに立てて、本当に楽しいステージでした。広島から来て頂いたリキさんのギターも素敵で。
セビをマリ先生と踊り、自分のソロ、アレグリアスが終わったところで「舞校生に送るメッセージ」というのをお話しなければならず。。。半分くらいの年齢の現役高校生集団を前に、人前で話すのが苦手な私は冷や汗タラタラ。しかも踊った後で息は切れてるし。
声を振り絞って「お、おはようございます」と「おはようございま~す」と男子生徒皆様の低音ながらも元気なお返事にほっと一安心。緊張してきちんとお話出来たかどうか定かではありませんがとりあえずお話終了。
今回は踊りの他にもハレオとボラーレを歌ったのですが、大きい劇場で大きい声で歌うのは気持ちいいものだなぁ。楽しかったです。
ショーが終わってからはクラスや部活の出し物を午前中見せて頂きました。前日控室で熱心に勉強していて、ちょこっとおしゃべりした可愛い女の子たちのクラスの和太鼓は演出も技も見事。大太鼓まで鎮座する本格的ステージだったのだけど一番感心したのは、音が止まって(結構長い時間)また打ち始めるタイミングが絶妙に合っていてクラスみんながコンパスを共有していたこと。チームフラメンコは「あの子達フラメンコに勧誘しよう」と大興奮。
で、昔から必ず学年にいる面白くノリの良い男子くん。出し物の合間にショートコントがちょいちょい出てくるのがウチの高校らしくておかしくて。あぁ、あの子はパンストかぶってたTくんとZくんみたいだなぁ。。。とか、あの歌の上手な子は何とかちゃんみたい。。。と高校時代にタイムスリップしたみたいに愛しく懐かしく。音楽部のみなさんの歌ったスピッツのチェリーは大好きな曲で不覚にもちょっとウルウルしてしまった私。みんなの姿に楽しかった高校時代がキラキラ甦ってきました。
前日のリハーサルから当日まで、控室でも会場でもたくさんの高校生に会って、色々とお話もさせてもらいました。普段まったく交流する機会のない世代なんでとても新鮮で。びっくりしたのはみんな本当に純粋で、すれてなくてあどけないこと。
どうみても部外者の私に対して、すれ違うたびに元気に「こんにちは」と笑顔で挨拶してくれて、図々しく話しかけてもなつっこく答えてくれて。今の学生について色んな報道を見ているとこちらが先入観を持ってしまうけれど、いつの時代も10代の輝きは変わらないのだなぁとキュンとしました。舞校のみなさんありがとう。
たくさんの高校生、先生方とお話してフラメンコを知ってもらうとっても貴重な機会を頂いて本当にありがとうございました。今の高校生に伝えたいことは何ですか?と何度も聞かれ「う~ん」と考え込んでしまいましたが。
卒業して進む道が分かれても、今育んでいる大事な友情や、楽しい思い出は何年たっても自分を励ましてくれるよ。そんなお友達を見つけてね。と伝えます。
あっという間に空港。大分最後のお食事はだんご汁。しばしの別れ。また帰ります。
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