秘伝の技とその謎
おめでたゴールデンウィークも中盤、日曜はANAインターコンチネンタルホテルにて大東流合気柔術六法会30周年記念パーティー。
何を隠そう我らが岡本倫子先生のお父様はこの六法会の宗氏、合気の世界では超カリスマ師範というものすごい方なのです。倫子先生のオーラの大きさも、お父様を見るとウンウン納得。
という訳で今回は3回目の参加。まちこちゃんとアレグリアスを踊りました。いつの間にか風邪をひいたらしく何だかずっと体が重いままに踊りましたがまぁ何とかショーは終わり。。。さぁパーティ最後のメインイベントは何と言っても岡本正剛先生による宗氏演武。まぁ実演ですね。これがホントにすごいんです。
膝を痛めていらっしゃる正剛先生は立派な袴姿で片足を伸ばして座った状態。ステージの4隅に道着の男性が4人、すごい気合いとともに正剛先生に突進するやいなや、先生が手をひょいと持ってクルリとまわすだけで電気ショックをあびたようにぷるるとばたついて、どぉお~んとすごい音で倒れて行きます。4人が次々と襲いかかっても重なって倒れるばかり。。。しかも先生がヒョイと技を外すまでは倒れた状態で身動きもできず。
先生は涼しい顔で「いやぁ、これはね~、見てもどうなってるのかわからんのですよ。」とのほほんと解説。「ひょいっ」「バターン」の応酬は何度見ても呆気にとられてしまいます。
今年は倫子先生も初めて見たという足をつかませてくるりと足をまわして技をかけるという、さらに不思議な技も披露され。。。足をまわすというと柔道みたいなものを想像するかもですが、ホントに小さくひょいっと動かすだけなんです。なんでだ
ご興味のある方も無い方も絶対You tubeで大東流合気柔術六方会を探して見て下さいね。ホント不思議な神秘的な世界です。ひょうひょうと技をかけながら、「大きくやっちゃぁいかんのですな。力ずくで大きくやっても技はかからんのです。」とおっしゃっていた正剛先生。
名人の技と言うのはどの世界も共通項があるように感じました。足が不自由だったフラメンコの踊り手、エンリケ・エル・コッホみたい。いやぁ、人間ってホントに不思議。それにしてもホントすごいですので、ヒトの体に興味のある方は是非ご覧あれ。
益々お元気で闊達な正剛先生、30周年、心からおめでとうございます。
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