こどもなおとな
来日したスペイン人チームとお馴染み台湾料理フォアモサでご飯
先に始めてた彼らにクラス後合流しましたが、予想通りのわいわい歓迎会。来日早々5時間近くお稽古したにも関わらず、ハイテンションな彼ら。最後は古今東西好きな歌について盛り上がり、歌いまくる。。。ひぇ~他のお客さんが少なくて良かった彼らにとってはおいしいお酒と音楽、そんでおしゃべりはパワーの源なんだよねぇ。で、他のお客さんの事なんて考えない。つーか巻き込んじゃう。元気です。
で、夜も更けおひらきに。最後になったアンヘリータ(歌い手・女子)がお店から出てくるのを待ってみんなでおしゃべりしていたら、
ミゲル 「おい、アンヘリータが出てくるときみんなで隠れてて驚かせようや」
スペイン人男子 「おぉ~、なんていいアイデアなんだ。ええでぇ。さっ、みんなココに隠れるぜぇい。ホレホレはよはよ。」
総勢8名、大の大人がお店の下の狭いスペースで笑いを堪えつつ身を隠す。と言っても何せデカいお兄さんたち。「全然見えてますけど。」って突っ込んで笑ってたら「しぃ~っ静かに。気付かれてしまうがな~。」とそこは真剣。どないやの。
さて、みんながいないことに気づいた来日ホヤホヤのアンヘリータ。不安げな顔できょろきょろ、うろうろ。夜の池袋にひとり。。。
「チキージャ」
大声で呼ばれて安心したアンヘリータ。「えぇ~ん、迷子になってみんないなくなっちゃって、帰れないぃ~って思ってスッゴイ恐かったよぉおお」と涙。ごめんねごめんね、びっくりさせて。
笑いを噛み殺しつつ隠れてた悪ガキ男子チームはさらに大爆笑。ってキミタチ最年長は50の声も聞いてるいいおじさん達なんですが。数年前にも誰かがトイレに立った隙にフォアモサのカウンターに全員で隠れるという小学生レベルのいたずらをやってた事あったっけ。いや、今の小学生はもっとオトナかも。ホント呆れるほど無邪気なスペインのオジサンの遊び。でも好きなんだなぁ、こうゆうおバカ加減。どこでも、なんもなくても楽しめる。まさに楽しむ事にかけては天才的
チキージャって日本語に素直に訳すと「ちっちゃな女の子つまりおちびちゃん」みたいな呼び方です。はめられたアンヘリータさん、こちらも私より一世代上の立派なセニョーラ(大人の女性)なんですが。。。(笑)。
年上でも上司でも、あげくのはては自分の親にまで「チキージャ」とか「チキージョ(男子用)」とか呼び合ってわいわい話してるのは何だか微笑ましくてよいです。スペイン語圏にはこんな可愛い呼び方がいっぱい。人好き、おしゃべり好きな国民性の賜物でしょうかね。アラフォーな私もスペイン人といると「ニーニャ(お嬢ちゃん)」。
うん、悪い気しないよね。日本語で「お嬢さん」って言われたらちょっとひくかもだけど。